【メモリ? メモリー?】末尾の長音符について
こんにちは。フロントエンドエンジニアのshuです。
コンピュータと書くべきか、コンピューターと書くべきか悩んだ経験はございませんか?
今回は、外来語の末尾の長音符について語っていきたいと思います。
JISによる表記規格
日本では、工業分野におけるアレコレは日本工業規格(JIS)によって、
標準化されています。
規格番号:Z8301において
古くから、2音の用語は長音符号を付け、3音以上の用語の場合は長音符号を省く
と定められていましたが、
2005年以後は、3音以上の用語について、長音は用いても略しても誤りではないという内容に修正されています。
内閣告示「外来語の表記」
1991年に告示された内閣告示には、内閣告示によれば、長音符号を付ける。
ただし、慣例に応じて長音符号は省略できる。
との内容が記載されています。
この告示により、新聞、TVなどのメディアは長音符をつけるようになりました。
この告示の影響によってJISに変更があったのだと思われます。
マイクロソフトの表記ルール変更
内閣告示を受けて、2008年にマイクロソフトが長音表記ルールを一新しました。 末尾の長音符をつけることに決めたのです。
まとめ
依然として、3音以上の外来語には長音符をつけないことも多いですが、
年々、長音符をつける流れが大きくなってきているようです。
いずれの表記にするにしても、社内での資料には一貫性のある表記ルールを
採用するべきではないでしょうか?