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FMOT?ZMOT?

こんにちは。

現在プランナーとマーケティングの担当しているHIKARUです。

前回に引き続き、今回もマーケティング理論のご紹介をさせていただきます。

今回は顧客が商品購入の意思決定をどこでするかについて、P&Gが提唱した[FMOT]。Googleが提唱した[ZMOT]について簡単にご紹介させていただきます。

 





FMOT「First Moment of Truth」とは

洗剤などの日用品メーカーのP&GがTVCM等マス広告で高額なコストを投入したにもかかわらず、あまり売上を伸ばせなかったので消費者動向調査を行い「消費者は店頭で目的の商品が並んだ陳列棚を見て、最初の3秒から7秒でどの商品を買うかを決めていることが多い」ことを突き止め2004年に提唱したのが[FMOT]という理論になります。

マス広告[TVCM等]ばかりではなく、実際に店舗の陳列棚で顧客が商品を見た最初の3秒から7秒の印象で他社製品ではなく自社製品を選んでもらう工夫をすれば売上が伸びるという理論です。実際に商品パッケージを変えたり陳列棚POPやディスプレイを置くなど陳列棚での他社製品との競争に勝ち抜けるように施策を打ったところ売上を大きく伸ばしました。


ZMOT「Zero Moment of Truth」とは

ZMOTとは[購買者は店舗に来る前に購買意思決定を行っている]という考えです。
2011年にGoogleが提唱しました。

スマートフォンタブレット端末などが普及しあらゆる場面で簡単にインターネット検索で気になる商品や価格の比較ができるようになった事により、マス広告や[FMOT]の実際に見た印象もとても大事ですが、Googleなどの検索エンジン上でどれだけうまく潜在顧客にプロモーションできるかのSEO対策、バナー等のオンライン広告、レビュー、SNS等オンライン上で得られる情報が売上を左右するとても重要な項目になったという理論です。


僕自身スマートフォンを持っていなかった頃はお店に行って商品をその場で選んで買っていましたが、スマートフォンを持っている今はをお店に行く途中や事前にインターネットで商品比較、価格比較を済ませてから買い物に行くようになりました。

今後もオンライン上でのプロモーションの重要性は上がって行くと思うので、ZMOTを意識しつつ売りたい商品情報の見せ方をもっと勉強して行くので、またの機会ご紹介させて頂ければと思います。



ご拝読ありがとうございました。