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【AIシンキング -Web制作者・担当者のためのAI思考術】参加レポート

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f:id:marctech:20161010185811p:plainこんにちは、デザイナーのひとみです。

メゾンマークでは、IAシンキングという本をデザイナーカリキュラムに取り入れています。理由は、情報アーキテクチャを学んでからWEBサイトデザインの設計を行って欲しい想いがあるからです。

今回は、IAシンキングのスピンオフ、【AIシンキング -Web制作者・担当者のためのAI思考術】に参加してきたのでレポートします!

 

AIってあのAI!?

そう、あのAIです。人工知能ディープラーニングといった技術のAIです。

しかし、IAはInformation architecture。日本語にすると情報構造といったかんじでしょうか。

まさかの、IAをひっくり返してAIをIAと掛け合わせて考えようという勉強会!

しかも謎の「13しばり」で、あらゆるところに「13」を起用したイベントでした。

13の謎はブログの最後にて!

 

 

勉強会内容

  • 中村健太さんによるセッション
  • 坂本貴史さんによるセッション&ワーク
  • トークセッション
  • 質疑応答

 

 

中村健太さんによるセッション

AIの概念を中心に、AIができることで人間の仕事が減るのではという考えではなく、何かが好きな人をもっと好きになってはまってもらう考えにしていこう、というお話をされていました。

それは、人間の単価はわりと安くAIを構築するほうが何十倍も高いことや、AIで効率化した分べつの新しいことをしようよということでした。また、AIの得意とする回帰結果等を利用して好きなものに似たものを出してあげたりしてもっともっと好きになってもらおうということです。

 

このお話を聞いてから、AIに対する考えを改めました。

私も、好みを聞いていってWEBサイトデザインを生成してくれるサービスを見つけたときにネガティブなイメージを持ってしまっていました。しかし、お話を聞いてからすぐに作ってみたいサービスや機能を思いついたぐらいでした!

一番最初に考えたサービスは、好きな見た目の女の子画像をサジェストして延々と流してくれるものです。幸せタイムラインにしたい(*'ワ'*)

 

また、大変興味を持ったことの中にSNS運用についてのお話がありました。

広告運用では、テキスト×クリエイティブ×時間×ターゲットの無限組み合わせをして勝ち施策を出していくのですが、全部のパターンを人間がやろうとすると大変ですよね。それをAIがいっぺんにパターン出しをして売り上げを爆増していくことができるそうです。この AIのおかげでマーケッターの人権費を100%カットし、マーケッターの力を別のところで活用している会社もすでにあるのだとか。(海外事例)

他にも、全体としてそれっぽいものを長文で返すオーダーをして記事にしていくAI活用方法を用いて、本来良質なインタビューをしていたい記者の仕事を最大化することができるものなど。記事を執筆する手間が省けてインタビューに集中できるのは、効率化に繋がっていい事例ですよね。

 

 

坂本貴史さんによるセッション

「自ら考える力を備えてるコンピュータ」や「AI=人工知能 / 拡張知能」というワードが印象的でした。AIを説明するのにわかりやすいワードだと感じます。

AIの現在と将来についてもお話されていました。

現在はマニュアルのようなエキスパートシステムかや人が正解 / 不正解を定義して応用していく機械学習中心ですが、将来は特徴を抽出して提案するディープラーニングを経て最後は直感で判断ができるようになるのではとのことです。

なるほど、AIも現在は学習中ということで、将来どう活躍していくのか楽しみになりました。

たしかに、こう考えると人の仕事は減るどころか、職種は変わろうとも減ることはなさそうだと思いました。それは、「機械が進化しても人間もテクノロジーで進化する」というワードで納得しました。

 

次に、「発想を超えられるか / 効率化できるか」をテーマに参加者でワークを行いました。

 

ワーク内容は、自分が出したキーワードに対して隣に座っている方が直感で思いついたワードを記入し、それに関連するワードを出して、繋げていくというものでした。

以下、私が書いた用紙を画像に起こしたものです。

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左の丸:私が書いたワードです。「え・た・み・な」の中から「え」を選択して「えび🦐」を想像しました。

右の丸:隣の方が書いた直感で頭に浮かべたワードです。

この、まるで接点のないワード同士から関連するものを見つけたのが「ちゃんこ」です。

 

このように、全く接点のないワード同士を掛け合わせることで超発想が生まれ、AIを利用したサービスや機能に導くことができました。

これはAIに限らず、どんな企画でも使用できると思いました。

 

AIでは、関係のなさそうなワードでもインプットをして変数を増やしていくことが大事とのこと。

お話を聞いてるだけでも納得でしたが、実際にワークすることでさらに理解が増しました。

 

 

 

 

以上が本編の内容でした。このあとにトークセッションを開催しておりましたが割愛させていただきます。

 

 

 

イベントを通して

AIでできること、AIの将来を知ることでサービス運営に活かせると思いました。

もちろん、専門的な技術が必要になってくるため、これからどんどん吸収してサイト設計やデザインの考え方にも活かしていければなと感じました。

イベント終了後に、私はデザインカリキュラムをAIで運用できたらもっともっと効率よく的確にデザイナー育成ができるのではと妄想を膨らませておりました。

いわゆる、デザイナーに合ったカリキュラム内容を出していくものですが、もちろんデータを溜めていって成長しやすく現場で活躍しやすいカリキュラム内容に精度を磨いていくものです。

と、こんな妄想をいくつかして楽しんでます😉

 

 

そして最後に13縛りの謎を解明

今回のイベントは「IAシンキング」という本のスピンオフなイベントでした。

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このIAという文字を・・・

 

 

 

こうじゃ!

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なんと、「I」と「3つの点」に分けられました。そう、13になるのです!

なので、当日のイベントは6月13日の20:13開始22:13終了。

前売り券1300円、当日券3100円。定員31名。

と、13へのこだわりが詰め込まれていまた笑

 

 

 

以上、もっとAIを勉強したくなる、とても楽しいセミナーでした。